長野県山岳協会創立50周年記念事業は、本年4月に開始され、崑崙山脈登山隊の初登頂成功をはじめ、8月中旬まで順調に進んでおります。
本計画も、この記念事業の一環です。
50年の歴史の中で、中国登山協会との交流は30年になります。
それは、『交流の樹』に示される通りです。そして、この成果と意義は両協会で確認されているところであります。
今回の計画は、幹となっている『日中合同登山技術研修会』の井戸掘り役の一人である堀内利美を団長に、交流に関わった長野県山岳協会員が、中国登山協会の友人を訪問し改めて友好を深めたいというものです。
また、11月12日に行われる長野県山岳協会創立50周年記念式典・祝賀会に関する両協会の事前打ち合わせをするものでもあります。
さらに、これまでの交流では登られていない長白山登山を楽しみ、紹介したいと考えております。また、北京近郊の山の合同ハイキングを通して、中国の登山事情、野外活動事情に接したいとも思っております。
短期間ですが、北京秋天を期待し、有意義な訪問にしたいものです。
| 田村宣紀 画 |