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指導委員会平成21年4月4日
平成21年度事業報告一年を振り返って 生と死の境はどこで決まるのだろうか。忘れた頃に起きる気象変化による大量遭難。20年前の立山の遭難と昨夏のトムラウシの違いはどこにあるのだろうか。確実にいえるのは当時の人たちが退職し、余生を送る「遊び」として登山を選んだに違いない。だとすれば余りにも儚いし無念であっただろう。楽しい花の山旅を思い、命を預けた「ツアー会社」に裏切られた事実であろう。中高年があふれ「ツアー登山」が流行る現在、同じ過ちを繰り返すのだろうか。危惧してならない。久しぶりの大雪になった年末にも遭難が相次いだ。大量の降雪が予知できたにも、引き返すことができないパーティーには猛省の他はない。 総会後の研修会は鹿島槍スキー場にて「登山における立ちこみをどう教えるか」をテーマとしました。(やまなみ193参照)ピッケルをバランスの保持として二点支持しながら「上」に伸び上がるように、重心をブレさせないように歩行する研修を行いました。 5月16,17日に第12回雪上交流会in針ノ木を開催しました(やまなみ194参照)。針ノ木沢右岸の斜面にてピッケル使用の直登下降を中心に、キックステップ時の「立ちこみ」、ピッケルと両足の位置バランス等を反復しました。雪質と斜度に対応出来る歩行テクニックを磨くことが重要と思います。夕食後茅野山岳会の6人テントに倍を超える参加者が集まり飲んで、喋って楽しい一夜を過ごしました。翌日は雨のため早々九時に終了しました。信大医学部山岳部から大勢参加いただきました。 5月23,24日に第48回指導員検定会を実施しました(やまなみ194参照)。1名の受験者があり、登攀クラブ安曇野所属の中山一彦氏が山岳専門科目に合格しました。 9月25、26、27日開催の中高年安全登山指導者講習会「中部地区」に実技指導として20名の指導員協力を行いました(やまなみ195参照)。お忙しい中ありがとうございました。実技指導として、「転滑落の防止と危急時対策」を七倉沢にて実施しました。開催条件の中でビバークを取り入れた内容は特筆すべきと思います。 10月17,18日に第23回長山協キャンプin小川山を開催しました(やまなみ195参照)。恒例になったセルフレスキュー研修を実施しました。初心者からベテランを交えての個別指導に重きをおいた研修とし、ギアの使用法、手順等を実践しながら意見交換しました。多くの仲間と交流ができ、技術を学び楽しく過ごせた二日間でした。 登山教室は参加者の減少傾向が昨年同様にみられます。新規参加者が少ないことに起因します。当教室の意図をガイド、ツアー登山との違いを理解できない現状が少なからずあります。基本的な登山技術を実践の中で習得する教室であることを認識させながら継続していくことの必要性を理解してもらうことが肝要と思います。 21年度の実施事業
その他
☆平成22年度指導委員会役割分担
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